だからか… 斎藤清美術館
斉藤清美術館はとてもよかった。福島の会津柳津にある。
四季折々に、四回作品が掛け変えられるとのこと。
斉藤氏は凄く構図に拘る方だったそうで、「一点一点が構図との激しい戦いの中から生まれるものだ。」と言葉を残されている。
チケットのこの絵もなんとモダンな。色が素敵、シャガールのブルーを思い出した。因みにわたしはシャガールブルーがとても好き。
パンフレットもお洒落。
折りたたむと四角になる。
絵葉書や複製画と違って、やはり本物は様々な迫力がある。ドカッ!と迫ってくる迫力もあれば、じんわり静かに広がってくる迫力もあれば…
わたしは中でも会津の風景画を見た時に涙が込みあがるのを感じていた。簡単に言ってしまえば感動?
なんで感動できるんだろ?
なにが感動させるんだろ? わたしを。
「感動した」まででよくて、小難しい理屈などかえって興ざめだったりする。
作品を進んでいったら壁にコメントが。
” ふだん見過ごされがちな
ありふれた光景が
実はとても美しく
大切であることを
再認識させてくれる ”
そうか美しいからなんだ。
確かに美しい。
その美しさが、わたしを感動させた。
次はいつ行けるかな…